日本で一番染みたい街で住まいを探す

住まいを受け継ぐ長男の苦労

日本で一番染みたい街で住まいを探す 私は次男ですので、自分の住まいは自分で手に入れなければならない、と若い時から思っていました。今の時代にはそぐわないかもしれませんが、私の年代では実家は長男が継ぐべきとの考えが一般的です。自分で住まいを探さなくても良いことが羨ましい、などとは思いません。長男は先祖からの土地を守り、墓も守っていかなければなりません。法事でも喪主を務めます。実家を受け継ぐといっても古い住まいはリフォーム、修繕が必要ですから、金銭的にも得をするとは思いません。次男のほうが気楽で良い、と思っていました。兄と私との間には姉が3人おり、おまけに私は遅い子供でしたので、兄とは10歳以上年が離れています。

ただ兄が結婚した時は、兄嫁と同居することになり、いろいろと気を遣いました。兄が結婚したのは私がまだ二十歳の時でした。私はまだ学生で、もちろん実家に住んでいました。兄は長男なので当然のように実家に兄嫁が同居することになったわけです。兄嫁は25歳くらいでした。いくら兄嫁といっても所詮他人です。実家は風呂もトイレも1つしかない普通の住まいでしたから、兄嫁が風呂に入っている時に間違って近づかないよう、ドキドキしながら生活していました。そんな私に気を遣ってくれたのか、二年ほど同居した後、兄家族は近くにアパートを借りました。私が独立するまでは同居はやめようという話になったのです。正直ホッとしました。しかし今度は私がいつまでも独身ではいけない、というプレッシャーを感じるようになりました。なんとか30歳までに結婚して実家を出ることができました。

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